腹筋をトレーニングする時は、ほとんどの人が「腹筋ローラー」か「プランク」を行うでしょう。
しかし、実際のところ、腹筋ローラーとプランクでは、具体的にどのような効果の違いがあるのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
腹筋を効率的に割りたいならば、より効果の高いトレーニングをしたいですよね。
そこで今回は、腹筋ローラーとプランクの違いとは、どちらが効果的なのかについて解説していきたいと思います。
これから腹筋を鍛えたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
プランクの特徴とは
筋トレ面倒臭い人はプランクだけでもやって…….インターバルは10秒で30秒3セットやるだけでいいから…….慣れればそんなにキツくないから…….体幹鍛えるだけでだいぶ変わるよ…….姿勢も良くなるよ……. pic.twitter.com/U8PHEoOx1u
— 上條唯 (@yuuuiyuuui0102) June 4, 2021
それでは最初に、プランクの特徴からご紹介していきましょう。
プランクは、確かにトレーニングに最適な方法なのですが、腹筋ローラーとは鍛えられる場所が異なるという事が分かりました。
ここでは、特にプランクの特徴を2つご紹介していきます。
腹斜筋と体幹に効く
まず1つ目は、プランクは腹斜筋と体幹に効くという特徴です。
プランクを行う事により、体幹まわりのLBM(徐脂肪体重)と腹斜筋の筋厚増加が期待できます。
この事により、ウエストを効率よくシャープな状態へ導くことが出来るので、プランクはお腹周りに効果が高いと言われているのです。
腹直筋には効果が薄い
2つ目は、腹直筋には効果が薄いという特徴です。
先ほども解説した通り、確かにプランクはウエストまわりの筋肉にアプローチするので、スッキリとしたウエストを手に入れる事が出来ます。
しかし、腹筋を割るために必要なのは、腹斜筋ではなくどちらかというと腹直筋を鍛える必要があるのです。
プランクは、体幹トレーニングや腹斜筋にアプローチする方法なので、どうしても腹直筋に対しては効果が薄いという特徴があるのです。
腹筋ローラーがプランクより効果的な理由
それでは次に、腹筋ローラーがプランクよりも効果的と言われている理由をご紹介していきたいと思います。
ここでは、3つの項目に分けてご紹介していきます。
動的な負荷が与えられるから
まず1つ目は、動的な負荷が与えられるからです。
プランクは、静的な負荷が与えられますが、腹筋ローラーは動的な負荷が与えられ、特にシックスパックのようなバキバキに割れている腹筋を目指すのであれば、腹筋上部を効果的に鍛える事が出来る腹筋ローラーがおすすめです。
筋肉を効果的に伸縮される事が出来るのから
2つ目は、筋肉を効果的に伸縮させることが出来るからです。
腹筋は、適度に伸ばされ縮むことで可動域が広がり、効率的に鍛える事が出来ます。
プランクは、一定の姿勢を保ったままの姿勢を維持するので、筋肉も必然的に一定の長さを保った状態になります。
この姿勢では、腹斜筋には効きますが、バキバキに割れた腹筋にはなかなか届きません。
腹筋ローラーは、腹筋部分がとても良く動かされるので、効率的に鍛える事が出来るのです。
腹筋に集中して追い込めるから
そして3つ目は、腹筋に集中して追い込めるからです。
プランクは、体幹全体に負荷がかかるので、腹筋に集中というよりは、脚や腕にも効果が分散される特徴があります。
そのため、腹筋を割りたくて筋トレをしていても、腹筋だけに集中して負荷を与えられるとは言い切れない部分があります。
一方、腹筋ローラーは腹筋を使わないと姿勢を保っていられないので、嫌でも腹筋に集中して追い込むことが出来ます。
こうした事から、腹筋を割るためには腹筋ローラーの方が効果的だと考えられているのです。
まとめ
さて今回は、腹筋ローラーとプランクの違いとはというテーマで、解説してきましたがいかがだったでしょうか?
どちらも、筋肉を鍛えるのに効果的なトレーニングという点では、とても有効な方法と言えます。
しかしプランクは、バキバキに割れた腹筋に必要な腹直筋ではなく、引き締まったウエストを手に入れる為の腹斜筋により効果があり、鍛えたい場所によって、使い分ける必要があるという事が分かりましたね。
これから腹筋を集中的に鍛えたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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