上に寝るだけで、体を伸ばしストレッチする事が出来るアイテムとして人気が高いストレッチポール。
しかし、間違った使い方をすると体に負担がかかり思わぬ怪我に繋がる可能性があります。
そこで今回は、ストレッチポールのやってはいけない使い方とは?というテーマで、詳しく解説していきたいと思います。
ストレッチポールを正しく使い、効果的にストレッチを行いましょう。
ストレッチポールのやってはいけない使い方とは?
それでは早速、ストレッチポールのやってはいけない使い方について解説していきます。
ここでは、大きく分けて3つの項目でやってはいけない使い方をご紹介していきます。
ここでご紹介する使い方をすると、思わぬ怪我に繋がるので注意するようにしましょう。
首を圧迫し過ぎる
まず1つ目は、首を圧迫し過ぎる使い方です。
ストレッチポールは、上に寝ると体が伸びてほぐれるような感じになるので、つい首の辺りも圧迫したくなりますよね。
しかし、首には重要な神経がたくさん通っており、そこを圧迫し過ぎると頸椎を傷めてしまう可能性があるのです。
特に、肩や肩甲骨まわりのストレッチを重点的に行いたいという人の場合、気づかないうちに首を圧迫してしまっているというケースがあります。
頸椎を傷めると、肩こりや痛みが酷くなる危険性があるので、適度に休憩を挟みながら首を圧迫し過ぎる使い方はやらないようにしましょう。
腰を必要以上に刺激する
2つ目は、腰を必要以上に刺激する使い方です。
ストレッチポールは、腰のストレッチにも使うので、腰のコリを取ろうと必要以上に刺激する人がいます。
もちろん、腰や背中への適度な刺激は効果的に筋肉の緊張をほぐす事が出来るのでおすすめなのですが、長時間同じ場所だけを刺激し続けると、その部分だけに負担がかかり逆に血行不良を招いてしまう事に繋がるので注意が必要なのです。
そのため、必要以上に腰を刺激する使い方は、ストレッチの効果としては逆効果で、かえって腰に負担がかかり腰痛などを招く原因に繋がるのでやめましょう。
腰を浮かせた使い方
そして3つ目は、腰を浮かせた使い方です。
ストレッチだけでなく、トレーニング目的などでストレッチポールを使う場合、腰を浮かせた状態で使用する人がいます。
しかし、この使い方は腰が常に反った状態になり負担がかかりやすい姿勢とも言えます。
ストレッチポールの正しい使い方としては、ストレッチポールにしっかり体を密着させた状態が理想的なフォームなので、体を浮かせた状態では十分に効果を発揮する事が出来ません。
そのため、腰椎に負担のかかる腰を浮かせた使い方はやめましょう。
ストレッチポールの正しい使い方
では次に、ストレッチポールの正しい使い方について解説していきたいと思います。
①ストレッチポールが体と並行になるように縦に床に置きます。
②その上に、腰と背中をしっかりストレッチポールにつけて寝ます。
③腰と背中がストレッチポールにつかない場合は、両足を曲げるとつきやすいです。
④その状態で、両腕を頭の方へ伸ばし、体を伸ばしましょう。
ストレッチポールのやってはいけない使い方で出やすい影響
では次に、ストレッチポールのやってはいけない使い方で出やすい影響を見ていきます。
腰痛が悪化する
まず1つ目は、腰痛の悪化です。
先ほどご紹介した、ストレッチポールのやってはいけない使い方の中で、腰を浮かした使い方がありましたが、この使い方を続けると少しずつ腰への負担が大きくなり、腰痛が悪化する可能性があります。
腰の筋肉をほぐすのではなく、逆に腰に負担がかかり腰痛が悪化してしまう可能性があるのです。
体に痛みが出る
2つ目は、体に痛みが出るという事です。
ストレッチポールは、正しく使う事で効果的に体を伸ばす事が出来ますが、やってはいけない使い方を続けると本来力が加わらない場所にも力が入る可能性があり、体に痛みが出るケースがあるのです。
肋骨の違和感
そして3つ目は、肋骨の違和感です。
ストレッチポールの使い方にもよりますが、酷い場合だと肋骨を骨折してしまうなどのケガに繋がる事があるので注意が必要です。
ストレッチポールのやってはいけない使い方で悪影響が出やすい人とは?
それでは最後に、ストレッチポールのやってはいけない使い方で悪影響が出やすい人の特徴を挙げていきたいと思います。
ここで挙げる人達は、無理のない範囲でストレッチポールを使うようにしましょう。
- 妊娠中
- 糖尿病
- 高血圧
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 骨粗しょう症
まとめ
さて今回は、ストレッチポールのやってはいけない使い方とは?というテーマで、詳しく解説してみました。
ストレッチポールは、正しい使い方でストレッチを行う事で、効果をしっかり実感する事が出来るアイテムです。
そのため、今回ご紹介したようなやってはいけない使い方を長期間続けていると、体に負担がかかり怪我に繋がるので、やってはいけない使い方に挙げた使い方は行わないようにしましょう。
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