マッサージガンの注意点とは?使用する際に気をつけるべき点を解説します!

筋膜リリースなど、筋膜の癒着を解消する事で、肩こりや腰痛などに効果を発揮してくれるマッサージガン。

 

リモートワークをする人が増える中で、日常的に使用する人も増えてきています。

 

しかし、その中で間違った使い方をしてケガに繋がったり、マッサージをした部分を傷めてしまうなどのトラブルも起きやすくなっています。

 

そこで今回は、マッサージガンの注意点とは?というテーマで、使用する際に気をつけるべき点を解説していきたいと思います。

 

これから、マッサージガンを使いたいと思っている人は、ぜひ覚えておくようにしましょう。

 

マッサージガンの注意点とは?

 

それでは早速、マッサージガンの注意点について解説していきましょう。

 

同じ場所に長時間使用しない

 

まず1つ目は、同じ場所に長時間使用しないという事です。

 

マッサージガンは、人の手とは違い一定の振動レベルと振動幅で一定時間動き続けます。

 

そのため、同じ場所に長時間当てたままにしていると、その部分にだけ刺激を与え過ぎて後で揉み返しが起きる可能性が高くなります。

 

特に、マッサージガンを使い始めたばかりの人は、体がマッサージガンの刺激に慣れていないので、すぐにコリなどを解消したいと思っても強い振動を同じ場所に長時間当てるのが避けましょう。

 

太い血管がある部位は避ける

 

2つ目は、太い血管がある部位は避けるという事です。

 

体の中には、首や脇の下など太い血管が通っている部分が存在します。

 

太い血管の上をマッサージガンで刺激し続けてしまうと、痛めてしまう危険性があるので避けましょう。

 

日常的に筋トレを行っている人は、太い血管が通っている部位を把握していると思いますが、筋トレをしていない人やマッサージガンを初めて使う人の場合は、太い血管がどこを通っているのか分かりにくいと思うので、事前に太い血管の場所を確認してから使用する事をおすすめします。

 

リンパ節などの部位は避ける

 

3つ目は、リンパ節などの部位は避けるという事です。

 

太い血管と同様、リンパ節も同じ部分を刺激し続けて負担をかけると、気分が悪くなったり体調を崩す危険性があります。

 

どうしても、リンパ節がある部位に当てたい場合は、短時間で弱い振動にするようにしましょう。

 

部位に合わせてアタッチメントを変える

 

4つ目は、部位に合わせてアタッチメントを変えるという事です。

 

マッサージガンには、商品によって何種類かの形の異なるアタッチメントが付属されています。

 

種類によって、形が全く異なるので、使い方部位によってアタッチメントを変えないと痛みを感じやすくなるので注意が必要です。

 

特に、デリケートな部位への使用の際は、刺激がダイレクトに伝わり過ぎないアタッチメントを選ぶようにしましょう。

 

マッサージガンは中枢から末端に向かって使用する

 

5つ目は、マッサージガンは中枢から末端に向かって使用するという事です。

 

筋肉は、体の中心から末端に向かって起始と停止が決まっていて、その流れに沿ってマッサージガンを使う必要があります。

 

一か所のみの使用の場合は気にしなくて大丈夫ですが、全体的に筋肉をほぐしたい場合は、中枢から末端に向かって使用する事を意識するようにしましょう。

 

振動レベルは弱からスタートする

 

そして6つ目は、振動レベルは弱からスタートするという事です。

 

マッサージガンを初めて使用する場合は、振動に体が慣れていないので、いきなり強い刺激を与えると揉み返しや痛みが発生する可能性が高いです。

 

一度痛めてしまうと、回復するまで同じ部位にはマッサージガンをしばらく使用できないので、最弱レベルからスタートして徐々に慣らしていく事をおすすめします。

 

【マッサージガン】部位ごとの注意点

では次に、マッサージガンを使用する際の部位ごとの注意点を解説していきたいと思います。

 

 

まずは、肩へ使用する際の注意点です。

 

肩は、筋肉が集中している部分でもあるので、コリが発生しやすくマッサージガンを使う頻度も多い部位と言えます。

 

つい一か所に集中して当てたくなりますが、まずは肩から背中に向かってゆっくりと広範囲に刺激する事から始めましょう。

 

背中の筋肉は、肩の筋肉にも繋がっているので、背中の筋肉をほぐす事で肩の筋肉も徐々にほぐれていきます。

 

ある程度、肩から背中にかけての筋肉がほぐれてきたら、肩への刺激を強くしましょう。

 

肩甲骨

 

次は、肩甲骨へ使用する際の注意点です。

 

肩甲骨も、筋肉が固まりやすい部位なので、使用頻度が増える部分でしょう。

 

しかし、肩甲骨は骨が当たりやすい部分でもあるので、マッサージガンを当てる際は注意が必要です。

 

アタッチメントは、丸型などクッション性の高いものを選び、骨に当たらないようにしながら全体的に円を描くようにマッサージガンを動かすようにしましょう。

 

 

次は、腰へ使用する際の注意点です。

 

腰のコリが気になる場合は、多くは骨盤まわりの筋肉が固まっているケースが当てはまります。

 

そのため、腰のコリを解消したい時は、まず骨盤まわりを広範囲に刺激できるアタッチメントでほぐしていきましょう。

 

腰は、背骨があるので骨の位置に注意しながら行ってください。

 

後頭部

 

最後に、後頭部へ使用する際の注意点です。

 

後頭部は首から近い部位のため、非常にデリケートな部位と言えます。

 

そのため、振動レベルは最弱に設定し、クッション性の高いアタッチメントを選ぶようにしましょう。

 

後頭部は、多くの血管が集中している部分でもあるので、長時間の使用は避けましょう。

 

まとめ

さて今回は、マッサージガンの注意点とは?というテーマで、使用する際に気をつけるべき点を解説してみました。

 

マッサージガンは、効果的に筋肉に刺激を与える事が出来るアイテムですが、注意点を守らないとケガやトラブルに繋がります。

 

使用する部位によって、注意点も異なるのでマッサージガンを使用する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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