サンドバッグは、ボクシングやキックボクシングなどの格闘技の練習やエクササイズなどの運動に使用される道具です。
サンドバッグは、名前に”サンド”と入っているだけあって中身には砂が入っているイメージがありますが、本当にサンドバッグの中身は砂が入っているのでしょうか?
今回はサンドバッグの中身について解説します。サンドバッグの中身が気になっている方の参考になったら嬉しいです。
サンドバッグの中身の正体は!?
それではサンドバックの中身にはどんなものが入っているのか、早速解説してまいります。
サンドバッグには以下のものが入っています。
サンドバッグの中身は!?
- 砂
- ウレタン
- 布切(ウエス)
- 新聞紙
- 籾殻
砂
まずは砂です。砂はサンドバッグの最も一般的な中身として使用されることが多いです。
砂は、安価で入手しやすいため、サンドバッグを作る際にはよく使用されます。
しかし、砂は、重量が非常に重いため、持ち運びや移動が難しいというデメリットがあります。
ウレタン
次にウレタンです。ウレタンとは、合成樹脂の一種でポリオールとイソシアネートの反応によって作られたスポンジのような素材のものです。
家具や自動車、建材などさまざまな用途に使用されています。
ウレタンは砂よりも軽量で、クッション性が高いため、サンドバッグの中身として人気があります。
しかし、ウレタンは砂よりも高価なためウレタン素材のサンドバッグは砂のサンドバッグに比べて割高になる傾向があります。
布切れ(ウエス)
次に布切れ(ウエス)です。布切れは砂やウレタンよりも安価で入手しやすいため、サンドバッグの中身としてよく使用されます。
しかし布切れは、クッション性が低いためサンドバッグを打った際に手に痛みが伴うことがあります。
新聞紙
次に新聞紙です。新聞紙は安価で入手しやすいため、サンドバッグの中身としてよく使用されます。
しかし、新聞紙は、水に濡れると重くなるため、屋外でサンドバッグを使用する際には注意が必要です。
籾殻
次に籾殻です。籾殻は軽量で、クッション性が高いため、サンドバッグの中身として人気があります。
しかし、籾殻は、湿気が多いとカビが生えてしまうため取り扱いには注意が必要です。
サンドバッグを中身で選ぶ際のポイント
では、サンドバッグを中身で選ぶ際にはどのような点に注意したらいいのでしょうか。
選ぶ際のいくつかのポイントをまとめました。
ポイントは!?
- 価格
- 重量
- クッション性
- 目的
サンドバッグの価格は中身によって異なります。
砂は最も安価ですが重量が重いというデメリットもあります。ウレタンは砂よりも高価で軽量、そしてクッション性が高いです。
布切れはウレタンよりも安価ですがクッション性が低いためサンドバッグを打った際に痛みが伴うことがあります。
新聞紙は安価ですが水に濡れると重くなるため屋外でサンドバッグを使用する際には注意が必要です。
籾殻は軽量でクッション性が高いですが、湿気が多いとカビが生えてしまうため、注意が必要です。
また、サンドバッグを使用する目的によって中身を決めるのもおすすめです。
本格的にボクシングを練習したいという場合の中身はウレタンが最も適しています。ウレタンは耐久性も高く、クッション性もあり、長く使用することができます。
サンドバッグの中身の重量はサンドバッグのサイズや中身の種類によって異なります。
一般的に、砂を詰めたサンドバッグは100kgから200kg程度。
ウレタンを詰めたサンドバッグは、50kgから100kg程度。
布切れを詰めたサンドバッグは30kgから50kg程度。
新聞紙を詰めたサンドバッグは10kgから30kg程度。
籾殻を詰めたサンドバッグは20kgから40kg程度の重さがあります。
使う用途や場所、重量などを総合的に考えて、自分に合ったサンドバッグを選ぶのがおすすめです。
サンドバッグの中身は交換できるの?
サンドバッグは素材や使用品によって耐用年数は変わります。
一般的に、砂を詰めたサンドバッグは、3年から5年程度、ウレタンを詰めたサンドバッグは5年から10年程度の耐用年数があります。
ただし、サンドバッグを頻繁に使用したり強い力で打ったりすると耐用年数は短くなる可能性があります。
機能性が落ちてきたと感じた際、サンドバッグの中身を用意することができれば交換することで性能を維持することが可能です。
ただ、サンドバッグの大きさにもよりますが、中身はかなりの容量があるため、自力で交換しようとするのはなかなか難しいと思います。
古くなってしまい、機能性が落ちてきたと感じた時はサンドバッグの買い替えを検討するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?サンドバッグの中身は必ずしも砂というわけではないようです。
サンドバッグの購入を検討されている方は、サンドバッグの中身やどのような用途に使うのか総合的に考えて、購入を検討するのがおすすめです。
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