ディップススタンドは、自宅で上半身の筋トレをするのに便利な器具です。
ディップスを行えば、大胸筋や上腕三頭筋などの筋肉を効率的に鍛えることができます。
そんなディップスができるディップススタンドですが、メリットだけでなく、デメリットもあります。
はたしてディップススタンドは本当に必要なのでしょうか?この記事では、ディップススタンドのメリットとデメリットを徹底解説します。
ディップススタンドを購入する前に、ぜひ参考にしてください。
ディップススタンドのメリットとは?
ディップススタンドのメリットは、以下の3つです。
ディップススタンドのメリット
- 上半身の筋肉をバランスよく鍛えられる
- 自重トレーニングの種類が増える
- 安価でコンパクトな器具
上半身の筋肉をバランスよく鍛えられる
ディップススタンドを使えば、上半身の筋肉をバランスよく鍛えることができます。
ディップススタンドでできる主なトレーニングは、ディップスと懸垂です。
ディップスは、ディップススタンドの両側の棒を握り、自分の体重を支えながら上下に動かすトレーニングで、大胸筋や上腕三頭筋、前腕筋、肩甲骨周りの筋肉などを効果的に刺激します。
懸垂は、ディップススタンドの上部の棒にぶら下がり、自分の体を引き上げるトレーニングで、広背筋や上腕二頭筋、前腕筋、腹筋などを効果的に刺激します。
ディップスと懸垂を組み合わせることで、上半身の筋肉をバランスよく鍛えることができます。
自重トレーニングの種類が増える
ディップススタンドを使えば、自重トレーニングの種類が増えます。
自重トレーニングとは、自分の体重を負荷として使って行うトレーニングのことです。
自重トレーニングは、ウエイト器具などを使わなくても、自分の体だけで筋肉を鍛えることができます。メリットは、以下の通りです。
- 筋力だけでなく、筋持久力や柔軟性、バランス感覚なども向上させることができる
- ウエイト器具などを購入する必要がないので、費用がかからない
- 自宅や公園など、場所を選ばずに行うことができる
自重トレーニングの代表的な種目は、腕立て伏せやスクワットなどですが、ディップススタンドを使えば、ディップスや懸垂などの種目も行うことができます。
ディップスや懸垂は、腕立て伏せやスクワットよりも高い負荷をかけることができるので、筋力アップに効果的です。
また、ディップススタンドを使えば、難易度の高い自重トレーニングも挑戦することができます。例えば、以下のような種目です。
リングディップス
ディップススタンドの棒の代わりに、リングやストラップを使って行うディップス。
リングやストラップは不安定なので、バランス感覚や安定性を高めることができる
ライジングディップス
ディップススタンドの棒の高さを変えて行うディップス。高い棒から低い棒に移動することで、より深く沈み込むことができる。
ライジング懸垂
ディップススタンドの棒の高さを変えて行う懸垂。低い棒から高い棒に移動することで、より高く引き上げることができる。
マッスルアップ
ディップススタンドの上部の棒にぶら下がり、自分の体を引き上げて、棒の上に乗り越えるトレーニング。
広背筋や上腕二頭筋、大胸筋や上腕三頭筋などを同時に鍛えることができる。
ディップススタンドを使えば、自重トレーニングの種類が増えるので、筋トレのメニューが豊富になりますので、飽きずに続けることができるのもいいところですね。
安価でコンパクトな器具
ディップススタンドのもう一つのメリットは、安価でコンパクトな器具であるということです。
ディップススタンドは、ウエイトマシンやベンチプレスなどの器具と比べると、値段が安く、場所を取らないので、自宅で使いやすいです。
また、ディップススタンドは、折りたたみ式や分解式のものもありますので、使わないときは収納できますし、安価でコンパクトな器具なので、自宅で上半身の筋トレをしたい人におすすめです。
ディップススタンドのデメリットとは?
ディップススタンドのデメリットは、以下の2つです。
ディップススタンドのデメリット
- 負荷の調整が難しい
- 下半身の筋トレには向かない
負荷の調整が難しい
ディップススタンドのデメリットの一つは、負荷の調整が難しいということです。
ディップススタンドは、自分の体重を負荷として使うので、負荷を増やすには、重りをつけたり、動作を変えたりする必要があります。
しかし、重りをつけると、バランスを崩しやすくなったり、動作を変えると、フォームが崩れやすくなったりすることがあります。
また、負荷を減らすには、膝を曲げたり、足を床につけたりする必要がありますが、これも効果が低下する可能性があります。
ディップススタンドは、負荷の調整が難しいので、自分のレベルに合わせたトレーニングがしにくいというデメリットがあります。
下半身の筋トレには向かない
ディップススタンドのもう一つのデメリットは、下半身の筋トレには向かないということです。
ディップススタンドは、主に上半身の筋肉を鍛える器具なので、下半身の筋肉を鍛えるには、別のトレーニングを行う必要があります。
下半身の筋肉を鍛えるには、スクワットやランジなどの自重トレーニングや、ダンベルやバーベルなどのウエイトトレーニングがおすすめです。
下半身の筋肉は、上半身の筋肉よりも大きく、強いので、より高い負荷をかける必要があります。
そういう意味でも、ディップススタンドは、下半身の筋トレには向かないので、全身の筋トレをしたい人には、デメリットとなってしまいます。
で、ディップススタンドはいらないのか?
ディップススタンドは、上半身の筋トレにおいて、メリットが多い器具です。
しかし、ディップススタンドには、負荷の調整が難しいというデメリットや、下半身の筋トレには向かないというデメリットもあります。
では、ディップススタンドはいらないのでしょうか?
答えは、人によります。ディップススタンドが必要な人と必要でない人の違いは、以下のようになります。
ディップススタンドが必要な人
- 自宅で上半身の筋トレをしたい人
- 自重トレーニングの種類を増やしたい人
- 安価でコンパクトな器具を探している人
ディップススタンドが必要ではない(いらない)人
- 負荷の調整がしやすい器具を使いたい人
- 下半身の筋トレもしたい人
- すでに他の器具を持っている人
ディップススタンドは、自分の目的やレベルに合わせて、必要かどうか判断する必要があります。
ディップススタンドは、上半身の筋トレに特化した器具なので、それに合う人にはおすすめですが、それ以外の人には不要かもしれません。
おすすめのディップススタンド3選
では最後に、おすすめのディップススタンドを3つ紹介します。ディップススタンドが必要な方はぜひ参考にしてくださいね。
STEADY ディップススタンド
STEADY ディップススタンドは、日本のフィットネスブランドが開発したディップススタンドです。
特許庁に実用新案登録されたTS System支柱を採用しており、ガタつきを抑えて高い安定性を実現しています。
耐荷重は150kgで、ハードなトレーニングにも対応できます。
高さは3段階に調整でき、分割も可能なので、収納にも便利です。シックなマットブラックのデザインで、インテリアとしても映えます。
レビューでは、安定感や耐久性、デザインなどに高い評価が寄せられています。
価格やその他の詳細はリンクを貼っておきますので、リンク先にて。
プロソースフィットディップススタンド
ProsourceFit Dip Stand Stationは、アメリカのフィットネスブランドが製造したディップススタンドです。
安全性を高めるために、2本のバーをコネクターでつなげています。耐荷重は181kgで、ヘビーデューティーな作りです。
カラーはブラックとイエローの2種類があります。レビューでは、組み立てやすさや安定感、コスパなどに満足している人が多くいます。
価格やその他の詳細はリンクを貼っておきますので、リンク先にて。
リーディングエッジディップススタンド
リーディングエッジのディップススタンドについてもお教えします。
ディップススタンドは、2WAY仕様で、高さ調整やプッシュアップバーとしての使用が可能です。
耐荷重は120kgで、安定感やグリップ感にもこだわっています。Amazonでは、ホワイトとブラックの2色が販売されています。
自宅で上半身の筋力トレーニングをしたい方におすすめです。
価格やその他の詳細はリンクを貼っておきますので、リンク先にて。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はディップススタンドは必要なのか?をテーマに、メリットデメリットなどを紹介させていただきました。
ディップススタンドは、上半身の筋トレにおいて、メリットが多い器具ですが、ディップススタンドには、負荷の調整が難しいというデメリットや、下半身の筋トレには向かないというデメリットもあります。
ディップススタンドを購入するかどうかは、自分の目的やレベルに合わせて判断する必要があります。
必要な方は、今回紹介させていただきましたリンク先にも、色々なディップススタンドがありますので、ぜひ見てってくださいね。
ディップススタンドを使って、上半身の筋トレを楽しみましょう。
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