自重を使ってトレーニング出来る懸垂は、筋トレのメニューに取り入れている人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際に懸垂が何回できたらすごいのか、具体的な回数は分からないですよね。
そこで今回は、懸垂何回できたらすごい?というテーマで、回数を増やすコツなども詳しく解説していきたいと思います。
自分の懸垂の回数がどの程度なのか知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
懸垂何回できたらすごい?【男女別・体重別の比較】
それでは早速、今回のテーマである懸垂が何回できたらすごいのか?という部分から見ていきましょう。
懸垂が何回できたらすごいかは、筋肉量や性別によっても異なります。
女性と男性では、圧倒的に男性の方が筋肉量が多いですし体力なども異なりますよね。
そのため、ここでは性別・体重ごとに分けて懸垂の平均回数を挙げながら比較していきたいと思います。
男性
ではまず、男性の懸垂の平均回数を見ていきましょう。
ここでは、懸垂の基本である順手でバーを握る「プルアップ」での懸垂の平均回数を比較していきます。
*()内は、トレーニング経験年月です。
・体重50kg:1回未満(経験なし)、5回(約1ヵ月)、15回(約6ヶ月)、27回(2~5年)
・体重60kg:1回未満(経験なし)、6回(約1ヶ月)、15回(約6ヶ月)、26回(2~5年)
・体重70kg:1回未満(経験なし)、6回(約1ヶ月)、14回(約6ヶ月)、24回(2~5年)
・体重80kg:1回未満(経験なし)、6回(約1ヶ月)、14回(約6ヶ月)、23回(2~5年)
・体重90kg:1回未満(経験なし)、6回(約1ヶ月)、13回(約6ヶ月)、21回(2~5年)
おおよそ、上記のような回数がそれぞれの体重・トレーニング年月による男性の懸垂平均回数となっています。
この数字よりも、自分の回数が上回っている場合は、平均回数よりも多いという事になりますのですごいと言えるでしょう。
女性
では次に、女性の懸垂の平均回数を見ていきましょう。
・体重40kg:1回未満(経験なし)、1回未満(約1ヶ月)、6回(約6ヶ月)、14回(2~5年)
・体重50kg:1回未満(経験なし)、1回未満(約1ヶ月)、6回(約6ヶ月)、14回(2~5年)
・体重60kg:1回未満(経験なし)、1回未満(約1ヶ月)、6回(約6ヶ月)、14回(2~5年)
・体重70kg:1回未満(経験なし)、1回未満(約1ヶ月)、6回(約6ヶ月)、12回(2~5年)
・体重80kg:1回未満(経験なし)、1回未満(約1ヶ月)、6回(約6ヶ月)、11回(2~5年)
・体重90kg:1回未満(経験なし)、1回未満(約1ヶ月)、5回(約6ヶ月)、10回(2~5年)
おおよそ、上記のような回数がそれぞれの体重・トレーニング年月による女性の懸垂平均回数となっています。
女性の場合は、トレーニング経験年月による大きな回数の変化は、男性に比べるとあまりないという印象ですね。
この回数よりも、自分の回数の方が多い場合はすごいという事になります。
筋トレ初心者で1回できたらすごい?
さて、先ほど性別や体重・トレーニング経験年月による懸垂の回数の違いを見てみましたが、男性女性共にトレーニング初心者で1回でも懸垂ができたらすごいという事が言えます。
懸垂は、自重によって非常に強い負荷を与えながら行うトレーニングで、見た目以上に難しいメニューでもあります。
そのため、ある程度の筋トレ経験がある人でも20回いかないくらいの難しさであり、筋トレ初心者ならば1回でもできれば上出来なのです。
【懸垂何回できたらすごい】回数を増やすコツ
では次に、懸垂の回数を増やすコツをご紹介していきたいと思います。
基礎トレーニングで筋力をつける
まず1つ目は、基礎トレーニングで筋力をつけるという事です。
懸垂の回数を多くするためには、「広背筋」「三角筋」「上腕筋」などの筋力が非常に重要になってきます。
これらの筋力が弱いと、どうしても自重に負けてしまい懸垂の回数を伸ばす事が出来ません。
基礎トレーニングをコツコツと続け、筋肉の元になるタンパク質を積極的に摂取して地道に懸垂の回数を伸ばしていきましょう。
体重を減らす
2つ目は、体重を減らすという事です。
何度も触れていますが、懸垂は自重を負荷にしてトレーニングを行うため、体重が重すぎると懸垂の回数は伸びません。
いくら筋肉量を増やしても、体重が重いとそれだけで回数を伸ばすという意味では不利になります。
そのため、明らかに平均回数よりも少ないという場合は、減量から始めてみるのもおすすめです。
正しいフォームを覚える
そして3つ目は、正しいフォームを覚えるという事です。
懸垂には、様々なフォームがありますが、一番の基本は「プルアップ」です。
順手でバーを握り、腕は肩幅の位置というフォームです。
この基本のフォームが崩れていると、懸垂の回数に影響が出る可能性があります。
回数を重ねても、このフォームを崩さないように意識して行う事で、今よりも回数が伸びる事が可能になるので正しいフォームはしっかりと覚えるようにしましょう。
まとめ
さて今回は、懸垂何回できたらすごい?というテーマで、回数を増やすコツなども詳しく解説してみました。
懸垂は、筋トレメニューの中でも、特に自重による負荷が大きい種目です。
そのため、回数が伸びないのは筋力がないからという単純な理由ではなく、様々な要因が絡み合っているという事がお分かり頂けたと思います。
今回は、懸垂の回数を増やすコツもご紹介しましたので、ぜひ活用してみてくださいね。
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