おうち時間が多い中、家で筋トレをしている方も多いのではないでしょうか。
そんな筋トレを手助けしてくれる器具の1つに「プッシュアップバー」があります。
このプッシュアップバーをめぐり「いる」と「いらない」どちらの意見もあるのが現状です。
率直に、私はプッシュアップバーをおすすめします!
必要ない・いらないと言われている理由と、プッシュアップバーを使うメリットや正しい使い方まで、包み隠さずご紹介します。
プッシュアップバーとは?
「プッシュアップバー」を知らない方もいるかもしれないので、ご説明しますね。
床に置いて使う腕立て伏せ用のグリップを、プッシュアップバーと言います。
この器具を使わない腕立て伏せよりも、筋肉の可動範囲を広げて負荷をかけることができます。
通常よりも多くの負荷をかけることによって、大胸筋や三角筋などを効率的に鍛えることができるのです。
他にも腹筋を鍛える場合など、使い方によって複数のトレーニングに応用して使うこともできる便利な筋トレ器具です。
いらないと言われている理由はいったい!?
久々のプッシュアップバーで死にかけている系ヲタク pic.twitter.com/L5tVDhdLBd
— 合格祈願 (@o4to_toi) November 14, 2022
プッシュアップバーは「いる」「いらない」両方の意見があります。
「いらない」という意見が出る理由について1つずつ解説します。
怪我をしてしまう危険性がある!
確かにプッシュアップバーを使って無理に負荷をかけすぎたり、体を深く沈ませすぎると肩を痛めたり、怪我をしてしまう可能性はあります。
しかしこれは筋トレ全般に言えることではないでしょうか?
慣れていないのに、いきなり高い負荷をかけると怪我に繋がります。
痛みの出ない範囲で、徐々に負荷を高くしていけばいいのです。
またプッシュアップバーを使うことで手首を保護することもできるため、むしろ危険性は下がるといえます。
他のもので代用できる!
分厚い本やレンガで高さを出せるため、代用できるという意見もあります。
確かにプッシュアップバーに求めているものが「高さ」だけであれば、他のもので代用はできます。
しかしプッシュアップバーの利点は高さだけではありません。
上でも書いたような手首への負担軽減や、グリップを握ることでの握力強化・負荷アップに繋がります。
本やレンガなど、結果的に手をつく面が平らで握る部分がない物では、この利点を補うことはできませんよね。
筋肉肥大の効果が感じられない!
ただ何も考えずこの器具を使っているだけでは、筋肉肥大には繋がりません。
使っていても「強度設定が間違っている」「食事でタンパク質が取れていない」人は効果が感じられないでしょう。
しかしこの2点さえしっかり意識することができれば、プッシュアップバーは大いに効果を発揮します。
筋肉肥大を効率的に行うには、回数や1回ごとのスピードが大切と言われています。
回数は8〜15回で1回ごとスロースピードでトレーニングします。
回数が少ないと感じるかもしれませんが、この回数で「しんどい!」と感じる強度でトレーニングをすることに意味があるのです。
また食事面でタンパク質が十分に取れていない状態では、筋肥大させることはできません。
筋肥大させるための1日に必要なタンパク質は、体重1kgあたり1.4〜2gだと言われています。
すごく多いですよね。
日々の食事や運動後のプロテインなどで理想的な量のタンパク質を摂取するようにしましょう。
プッシュアップバー3つのメリット!
プッシュアップバーのメリットは、器具なしの腕立て伏せよりも深く沈み込めるところ。同じ動作でも負荷がより大きくなるので、筋肥大効果が高くなります。さらに正しいフォームができていると、背中や腹直筋にも刺激がいくので姿勢改善にもつながりますよ。
夏に向けての準備に試してみては?^^ pic.twitter.com/1nh1WfJKkx— ゆうき (@fuku_blogger) March 27, 2022
上では「いらない」という意見を持つ人もいる、ということをご紹介しました。
買う側としては、プッシュアップバーは「いる」という意見も気になりますよね。
「買おうかな!」と心が動いてしまう、そんなメリットを3つご紹介します。
筋肉の可動域を広げ負荷をあげられる
プッシュアップバー自体に高さがあり、両手よりも体を深く身体を下げられるのが特徴です。
これによって可動域が広がり、大胸筋や上腕三頭筋に通常よりも高い負荷をかけることができるのです。
またプッシュアップバーを置く位置を広げると大胸筋に、幅を狭めると二の腕に良く効きます。
使用方法によって様々な部位を鍛えることができるため、筋トレはもちろんダイエットにも効果的です。
怪我のリスクや手首への負担を軽減できる
率直に床で腕立て伏せを行うよりも、プッシュアップバーを使った方が怪我をするリスクが低くなります。
床では手首が曲がった状態になり、それが関節への負担となります。
バーを握って腕立て伏せをすることで手首の曲がりを抑え、関節への負担軽減に繋がるのです。
手首が痛くて腕立て伏せができないという人には、プッシュアップバーがおすすめです。
スペースを取らない
筋トレの器具・マシンは大きいものがほとんどで、家の中でも場所をとってしまいますよね。
それに比べてプッシュアップバーは、コンパクトで軽いものが多くあります。
そのため収納も場所を取らず、置き場所に困ってしまうことはありません。
一人暮らしで収納が少ないという人でも、プッシュアップバーの場所は確保できるぐらいのサイズ感です。
使う時も腕立て伏せをできるスペースさえあれば、パッ!とプッシュアップバーをとり出して筋トレをすることができます。
このように他の筋トレ器具やマシンと比べると、手軽な点も魅力の1つです。
プッシュアップバーを正しく使う方法
こんばんは。
愛用のプッシュアップバーは職場に持って行って新しいのを買ったので、いつも自重トレしているプッシュアップバーを使ってのアーチャープッシュアップを撮ってみました。
結構効きます。もっと反対の手を伸ばしたほうがいいかな。 pic.twitter.com/JLY1Zqzwmt— とも@減量中 (@Tomo_bodymake) June 10, 2022
プッシュアップバーの正しい使い方をご存知ですか?
特に初心者の方は見よう見まねで使う方も多いのではないでしょうか。
誤った使い方をすると、怪我に繋がってしまうこともあります。
正しく使い効率的に筋力アップ・ダイエットを行いましょう。
ここではプッシュアップバーで腕立て伏せを行う方法をご紹介します。
① プッシュアップバーを肩幅よりやや広めの位置に置く
・肩より少し斜め下に置く
・負荷を上げたい場合は、八の字型に置く
② 腕立て伏せの姿勢をとる
・脚から頭まで一直線になるよう意識する
・目線は少しあげ斜め前を見る
③ 体を下ろす
・胸をできるだけ床スレスレまで下ろす
・肘と背中のラインがM字になるようにする
・下りきったところで1秒静止
④ 体を上げる
・息を吐きながら
・脚から頭まで一直線になるよう意識する
⑤ ②〜③を8〜15回繰り返す
ここまでが1セットです。
1セット終了したら、1分間のインターバルを設け1日3セット行います。
最初から回数ばかり意識せず、無理のない程度で徐々に回数を増やしていくようにしましょう。
まとめ
ここまで「プッシュアップバーは効率的に鍛えられて、おすすめだよ!」ということをお伝えしてきました。
しかし「プッシュアップバーは他のもので代用できるし必要ない」という意見があるのも事実です。
また「これを見れば結果は〇〇!」というタイトルで記事を書きました。
〇〇の部分にどんな言葉が入るのかは、読んでいただいた方に託したいと思います。
「いる!」という言葉が入れば嬉しいななんて思っています。
どんな言葉が入っても、私はやっぱり使うことをおすすめします。
ご参考程度にプッシュアップバーは、安いものだと1000〜2000円程で販売されています。
筋トレ器具の中でもそんなに高価なものでもないので「試しにやってみようかな」という気持ちでぜひ使ってみてください!
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